「だむのおじさんたち」

 私は「整理整頓、元のところに片付けましょう」というのが実に苦手です。自分でも発達障害があるのではと密かに思うレベルですが、特に本棚の整理が苦手です。十分にしまうスペースがあれば蔵書を整理することはきらいではないのですが、スペースがないと、まあいいやという感じで、本棚の前の床にどんどん積んでいくという仕儀となり、家内に叱られます。そのくせ一度読んだ本でもおもしろい本は数年後にまた読み返したくなるたちなので、その都度、あの本はどこに行ったかなと探しまわる羽目になります。でも本の山に埋もれてしまって、読みたい本はなかなか出てきてくれないのですよねぇ。でもどうしても今読みたい! すると同じ本をもう一冊買うことになります。探せばどこかに必ずあるのです。でも探しだす前にどうしても読みたい! もういまさら変えられない私の性格なのでしょうがないです…。大好きな新田次郎の「八甲田山死の彷徨」などは、この前ちょっと整理したら、同じ部屋から4冊も出てきました。 (^_^;)
 で、かこさとしさんの本なのですが、一昨日のブログで、好きなかこさんの作品を書き出していて急に読みたくなり、「だむのおじさんたち」を探したのですが、ないのです! 幼稚園の園長室か、自宅の自分の本棚か、あるいは子どもたちの本棚か、どこかにあるはずなのですが、ありません…。あっけなく諦めて、「もういいや、もう一冊買おっと!」と思い、アマゾンで調べたら、「だむのおじさんたち」は絶版で値段が高騰していました! どうしよう…。買っちゃおうか…。でも定価の8倍くらいにはなっている感じ…。探したら多分出てくるよ…。でも何回も探したよなぁ…。これからきちんと整理整頓しなくちゃだめってことだよ! これに懲りてちゃんと整理しなさい! でもそんな急に自分のだらしなさなんて直らないって…。自分に罰だね、我慢しなさい! でも今買わないとこの先手に入らないとしたら…。さて、どのような結果となるでしょうか。今、思案の真っ最中です。