出張二件

 先週金曜日は、奥山方広寺へ、今年2月に亡くなった管長 大井際断老師の津送(本葬)に行ってまいりまして、園はお休みをさせていただきました。103歳とのことでご高齢だったのですが、驚き、かつ心から敬服いたしましたのは、お亡くなりになる二日ほど前まで、在家の皆さんにありがたいご法話をされていたとか。まさに生涯現役を貫かれた御高僧の生涯でした。1915年のお生まれで、方広寺の管長職に就かれたのが1990年ということですので、75歳でご就任ということですね。口の悪い末寺の和尚は、「葬式をもらったようなものだ」と言われたとか…。失礼な話です。でもそれから住持されること28年。現役最高齢の管長様の津送ということで、臨済宗の各本山、各修行道場からは名だたる老師様方が大勢方広寺においでになり、またお坊さんだけでも二百人以上の参列がありました。私などは方広寺の広い本堂のすみっこで小さくなっておりました。
 昨日は静岡県私立幼稚園振興協会の総会と理事長・園長研修会があり、一日、静岡市に行っておりまして、これまた一日、園を留守にいたしました。こちらでは総会の後、今後の幼稚園教育のあり方等につきまして講義があり、拝聴してまいりました。人口減、少子化は留まるところを知らず…。そんな中で永続可能な幼稚園経営をするにはどうしたらいいのか…。難しい課題がたくさんで、挫けそうな感じ。継続は力なりですね。大井際断老師の功績に感動しつつも、自分の非力さを痛感します。