手持ちの絵本

 お迎え待ちの子どもたちの部屋で毎日絵本を読んでいます。去年までは一日に二冊の絵本を読んでいましたが、今年からは毎日なので、一日一冊にさせてもらっています。それでも毎日だと、もう手持ちの絵本は使いまわしで、子どもたちにとってはおなじみの絵本となってしまいます。ただ、子どもたちは、好きな絵本を、落ち着いた環境で、自分の気持ちも落ち着いていて、読み手の心が安定していて意欲的に読もうとしている、というような状況だと、同じ絵本を何回読まれても、あまり文句は言いませんね。反対にそれらの条件のどれかが崩れると、集中して見てくれなかったり、「その本、見たことある〜!」と言った反応が出てきます。
 どなたかの書かれた絵本論の中で読んだのですが、一人の子が毎日のように、同じ絵本を読んでくれとせがみ、読み終わると毎回、「あぁよかった」とつぶやいたそうです。その本は少しはらはらするようなお話らしいのですが、毎回、ラストで主人公が救われて、ほっとするようです。つまり、何回読んでもらっても、毎回、結末に期待が持てている、ということでしょうか。そういう関係や状況の中で絵本の読み聞かせができれば、新しい本を次々と買わなくても、素晴らしい読書体験ができるということなのかもしれませんね。頑張らなくちゃ!